便利帳

日々気づいたことや、新たな発見を紹介します!

手間をかけずに資産運用をする方法

株式投資はギャンブルです。

必ずあなたが儲かる保証はどこにもありません。

1億円稼ぐ人がいるのであれば、1億円損した人がいます(または100人が100万円損したかもしれない)。

プロのトレーダー相手に個人がギャンブルで勝利する確率は極めて低いです。

 

しかし、現在の日本では401kの確定拠出年金を自分で運用しなくてはいけないません。

そういった方々はインデックスファンドに投資するのが最も簡単にリターンを得る方法になります。

インデックスファンドとは何か、なぜインデックスファンドに投資するのが、最も簡単にリターンを得る方法なのかの詳細については知りたい方は、ぜひ『臆病者のための株入門 (文春新書) 』という本を読んで下さい。

 

ここでは、『臆病者のための株入門 (文春新書) 』で語られている資産運用の答えだけをお伝えします。

 

投資専門家でない人の資産運用方法

 

1.基本は債権で運用

日本国債や米国債の年利回りを確認し、その利回りで資産運用のゴールに到達できるのなら、国債は最もリスクの低い投資商品なので、全資産を日本国債か米国債(あるいはその組み合わせで運用することです。それ以上の利回りを目指すのであれば、株式市場でリスクをとる以外にありません。

 

2.インデックスファンドに投資すること

株式市場でリスクをとる場合、インデックスファンドに投資することがファイナンス理論的に最も安定して高いパフォーマンスを上げられます。

日本だけに限定して投資した場合、日本がマイナス成長になっていればマイナスリターンになってしまいます。しかし、世界全体では経済は成長を続けてますので、世界全体に投資することがリスクを回避するために必要です。

世界市場ポートフォリオの組成の仕方は、時価総額ベースで行うことです。

世界市場における日本株の時価総額は約15%です。国内株式15%、海外株式85%の割合で資産配分することで、簡単に世界市場に投資できます。

米国株時価総額は世界市場の約50%なので、米国株式50%、米国以外の株式50%でも構いません)

この割合で投資する場合は以下の2パターンのどちらかを購入すればOKです。

より信託報酬の低い商品を選ぶ方が有利です。

 

a.海外株式85%、日本株式15%

MSCIコクサイ・インデックス(日本市場を除いた世界のインデックス) 85%

http://jp.ishares.com/product_info/fund/overview/NYSEARCA/TOK.htm

TOPIX連動型投資信託 15%

http://nextfunds.jp/lineup/1306/detail.html

 

b.米国株式50%、海外株式50%

・SPY(S&P500インデックス連動) 50%

http://jp.ishares.com/product_info/fund/overview/NYSEARCA/IVV.htm

・EFA(米国以外の主要マーケットのインデックス) 50%

http://jp.ishares.com/product_info/fund/overview/NYSEARCA/EFA.htm

 

3.個別株投資

インデックスファンドに投資することは安定したリターンを得ることはできるが、市場平均を超えることはありません。より大きく儲けたいと思うのであれば、個別株投資に資金を振り向けることです。その場合、初心者であれば、リスクのとれる金融資産の8割を世界市場ポートフォリオに投資し、残りの2割を個別株投資に割り当てるぐらいのイメージを持っておくとよいです。

 

投資に詳しくない人の資産運用方法の入門書として『臆病者のための株入門 (文春新書) 』はおすすめです。

 

臆病者のための株入門 (文春新書)