プレゼン技術の向上
プレゼンを任された。
さて、どうしようか。。。とりあえずパワポを開いてアウトラインで全体の骨子でも書こうか。
ちょっと待ってください!
それでは、プレゼンに失敗してしまいます。
プレゼンテーションZenというプレゼンの教科書では、もっとよいプレゼンの取り組み方が紹介されています。
プレゼン準備でおすすめの取り組み方!
1.紙とペンで(またはホワイトボード)でアイデアを探り、視覚化していく。
アナログ式で考えを書きだしたり、大まかなストーリーボードを創りあげたりする方法は、自分の頭の中にあるアイデアをシンプルで強固なものにしてくれます。
最初からパワポでストーリーボードを作るよりも結果的に早くて、質のよいものができます。
ポストイットを使うのもおすすめです。
2.ゆっくりできる時間をつくる
気持ちにゆとりを持つことがアイデアが生まれる秘訣。
あわただしく、気持ちが焦り、考えがまとまらず、集中できない状況ではいいものはできません。
ユニークな洞察力、ひらめきは、スローダウンして足を止め、目の前の問題をありゆる角度から眺めた時にしか生まれません。
物事の全体像をつかみ、核となるメッセージを見出すには、「文明の利器に頼らず」に、一人で過ごす時間が欠かせません。
とりあえず、スタバにでも行きましょうか。。。
3.何が言いたいの? なぜそれが重要なのか?
たった一つのことしか聴衆の記憶にしか残らないとしたら、それは何であって欲しいのか。核となるメッセージを分かりやすく端的に伝えることです。後は、なぜそれが重要なのかを説明すればよいだけです。
その重要性に聴衆が共感すれば........成功です。
しっかりしたストーリーを創って伝えれば、共感を得られます。
簡単に見えてこの二つを明確に伝えるのは難しいです。なので資料を用意する時は「だからなに?」「それで?」と自問自答してみてください。それに答えられなければ、まだまだ不十分ということです。
プレゼンテーションZenではプレゼンのアイデア出しから、実際にどのようなスライドを作ればよいのか、どういう気持ちでプレゼンに臨めばよいのかまで実に勉強になります。
プレゼン技術を向上させたい人には、必見の本でしょう。
メモ
ポストイットを使って、ストーリーボードを作る
パワポのノートを印刷してストーリーボードを創る
スライドはシンプルなもの。空白のスライドを選択し、最もよく使われるサイズやフォントに設定したシンプルテキストボックスを挿入。